生物学の先生の授業✨

夏休み企画では生物学の先生をお招きして授業をしてもらいました✨

イカの解剖

イカの解剖の板書

まずは観察ポイントを確認💡

イカは何の仲間かな?のクイズや、

足は何本?など、みんなが興味が持てる導入でスタートです!

 

外見を確認したり、足?手?と確認。

「全長長いねー」「こんなところに口!?」と色々発見があります。

その都度、先生が「ここはね・・・」と説明をしてくれました✨さすが💛

 

ここを切って解剖していくよー、の説明をしてもらい、みんないよいよ開きます。

解剖したイカ

中をひらいて、また説明をしてもらいます。

「ここは消化器官だねー」

「これがスミ袋」

「これはオスだね、精巣があるね。毒があるんだよ」

 

なるほどー、知らないことばかり!

 

「エラ心臓ですね。血液の色の変化を見てみましょう」

なんですって!?血の変化が見れるって!?

 

死んだイカの血は透明です。

でも、過酸化水素水(オキシドール)をかけると

酸素と結合するので・・・

オキシドール

なんと、青くなったんです!!

ほそーい血管も青紫になりました!(写真撮り忘れましたごめんなさい)

 

その後は、各自、実体顕微鏡や光学顕微鏡で

気になる組織を見ていきます。

 

私が楽しかったのはスミ袋の中身!

スミ袋の中身

あと、イカの吸盤のトゲトゲも実体顕微鏡で確認できました✨

イカの吸盤のトゲトゲ

タコの吸盤にはトゲトゲがないらしいんです。

どこかで、タコの解剖もやりたいです!

 

菌最強王決定戦

培地(菌を育てる場所。寒天にコンソメとお砂糖を入れて栄養たっぷり)を作って、

菌を塗り、培養しました。

納豆菌を塗っている様子

綿棒に納豆のねばねばをとって、培地に塗っていきます。

 

納豆以外にもキムチ、ヨーグルト、エノキタケ、みそ(コウジカビ)もやりました。

蓋をして育つのを待つ時間、ひっくり返して待つんだそうです!!

これは、水滴から他の菌が入ってカビが生えたりしないようにするため。

 

ひっくり返さずに培養した培地にはみごとにカビが生えてましたー。

実体顕微鏡で拡大したカビです👇

実体顕微鏡で拡大したカビ

 

お次は光学顕微鏡で拡大したカビ👇

光学顕微鏡で拡大したカビ

 

もちろん、ふたをひっくり返した培地はちゃんと育ってましたよ💡

コロニー(菌があつまったおうち)ができたのを実体顕微鏡で観察!

菌のコロニー

光学顕微鏡ではうじゃうじゃ見えました

乳酸菌かな?

乳酸菌かな?プレパラートも子どもたちで作りました

大興奮の菌最強王の結果はこちらです!!!菌最強王の結果

赤色◎はにおい、みためからよく増殖しているもの、

赤色△はにおい、みためからやや増殖しているものです💡

 

納豆菌は増殖抑制剤(わさび、しょうが、にんにく、うめぼし)がないとpH8でした。

増殖抑制剤があるとpHが酸性に傾き、におい、増殖もやや抑えられたかな?という感じでした。

 

わさび、しょうが、にんにくはチューブのものを使ったんですが、

ラベル表示を見ると、品質保持のためか?クエン酸が加えられているようでした。

なので酸性なんですねー。

 

乳酸菌は酸性条件下で強いのか、増殖抑制剤があっても強くたくましく!増殖していました。