頑張れる環境を整えるの、大事です!

算数が苦手な子の話です。

保護者の方も生徒本人も、他にも同じように悩んでいる子の力になれば、、、と紹介していいと言ってくださいました。

塾に通う前、算数がとても苦手で授業もわからない状態でした。

計算は指を使って、文章題は式が立てられない、学校でわからないのは自分ひとりなんじゃないかという不安・・・。

 

保護者の方と勉強しても、兄弟もいるし、親子だとけんかになるし、と保護者の方も困っていらっしゃる状態でした。

 

4月からうちの教室で週に2回勉強しています。

宿題のプリントを60枚やってきてくれた時もありました!

とってもがんばりやさんです。

 

ゴールデンウィークの間の学校の日、算数のテストがありました。

単元のまとめテストです。塾でたくさん練習したかけ算の単元。

 

結果は、85点でした!!

頑張りましたー✨

 

間違えたところは本人はわかっていたようで

「わかっていたのにー!できていたら100点だったのにー!」と悔しそうでした。

私も、テスト前には100点とれるかな、と思って送り出しました。

それくらい、とっても頑張っていたし、日々の努力の成果が表れてよく解けるようになっています。

 

普段の話を聞いていると、うちの教室で先に取り組んでから授業を受けると、よくわかるとのこと。

知っている内容だと安心して学校の授業に臨めるようです。

 

色んなタイプのお子さんがいて、

例えば、知った内容だと授業が退屈すぎてしまう子もいます。

理解したことを忘れにくいタイプの子も、忘れやすいタイプの子もいます。

 

理解する過程も、先生の説明をきけば十分なタイプと、

自分の手を動かして練習が必要な子もいます。

 

色んな子がいるのに、

学校の授業も宿題も一律です。

宿題は、説明を聞けば十分なタイプの子にとっては、いらない作業になるし、

自分の手を動かして練習するのを、たくさんの量をこなして理解、定着する子にとっては足りません。

 

学校という制度上、しょうがないところですが、

今回ご紹介した子は、

「宿題が出ても自力でできない、どうしていいのかわからない」

「勉強を頑張りたいのに、授業は聞いているのに、どうやったらできるようになるのかわからない」と

困っている子でした。

 

今は、うちの教室で出すレベルにあった宿題をして、うちの教室で出すでの解説を聞いて、

勉強のしかたを身に着けて、頑張っています。

 

私が目指すのは、

講師に依存するのではなく、

一人ひとりにあった勉強のしかたを見つけて、

頑張れる環境を整えることです。

 

今回のテストの結果で、改めて環境を整えると伸びることを痛感しました。