横浜市の個別支援級の人数とかを調べてみました

横浜市が出している情報で市立学校現況というのがあります。

そこからひっぱってきたデータで遊んでみました。

 

その1 情緒障害で個別支援級に入学した子の割合の推移

情緒障害で個別支援級に入学した子の割合の推移のグラフを作ってみました↓

情緒障害で個別支援級に入学した子の割合の推移

やっぱり支援級に入学するお子さん、増えてますもんね!

息子の在籍している学校も同様です。

息子の代も「多いねー」なんて言われてましたが、

次の年、その次の年も多くて、

毎年、個別支援級の担任の先生が増えている状況です。

 

グラフを作るときにもとにしているデータ

グラフを作るときにもとにしているデータは次の2つです。

数字嫌い!な方は読み飛ばしてください。

 

一つは、全市の公立小学校・中学校の児童・生徒数↓

横浜市の公立小中学校の児童・生徒数の表

やっぱり少子化進んでるんだなー、とか

これで私立中に進学した割合出せそうだなとか、まだまだ遊ぶ余地はありそうですね。

それは別の機会にやってみようと思います。

 

で、2つ目のデータは個別支援級に在籍している子のうち、

情緒障害(自閉症スペクトラム、ADHD)で在籍している子の数です↓

情緒障害で個別支援級に在籍している人数

これをもとに、冒頭の棒グラフを作ってみました。

 

その2 学年が変わっていくとどうなるの?

じゃあ、視点を変えて、学年が変わっていくとどうなるの?を考えてみました。

こちらの表をご覧ください↓

情緒障害で個別支援級に在籍している子の割合の表

 

オレンジ色に塗ってあるのは、平成27年に小学校に入学した子の学年です。

小1、小2・・・と学年が上がっていくと個別支援級に入るお子さんが増えていきますが、

中学校では下がります

よく見ていくと他の年度で入学した学年も

小学校→中学校で支援級に在籍するお子さんの割合が下がります

 

小学校→中学校で支援級に在籍するお子さんの割合が下がる。その理由は・・・?

中学校では「個別支援級にいる子は内申がつかない」

「交流級で学習しているとその科目はつくらしい」

と聞きます。

 

進路の話、とっても大切ですよね。

選択肢を狭くしないのは大事です。

けど、そもそも内申なんていう制度がおかしくないですか?

 

内申のために中学校は個別支援級に入学しない、そんなこと自体が

その子の今の学びを歪ませているのだとしたら、

そんないびつな制度、やめてしまえばいいと思います。

 

市立中学校は成績のつけ方について開示すべきですし、

県立高校入試の情報として個別支援級における学習の成績の扱いを示すべきです。

 

じゃないと、小学校で個別支援級に在籍している子も親も心配でたまりません。

正しい進路選択ができなくなってしまいます。

 

もし、「神奈川県のこのホームページに情報載ってるよ!」があるなら教えてください☆