国語のクラスもそれぞれの実践の場でありたい

あや先生のブログ記事第2弾🌟

論理国語の紹介です👇

 

水曜日の「小4論理国語」クラスでは、文法だけでなく、

ディベートや作文も取り入れてきました。

論理的に読み、考えて、自分の意見を周りに分かりやすく伝えることを目標にしています。

このクラスが始まったきっかけは、

高岡先生との「国語ができるようになるにはどうしたらいいか」という会話からでした。

 

私は小さな頃から本を読むことが好きで、

小学生の頃は遊ぶ約束をした友達の家で、

友達と遊びもせずにそのお家の本や漫画を読みふけってしまうような子供でした。

(今思うと、よくそのお家の親御さんや友達が許してくれたなと思います。

今よりも大らかな時代だったのかもしれません。)

 

そんなわけで、学生時代は国語が得意科目でした。

本が大好きだったので、国語が得意なんだろうな」と、

漠然と思っていたような気がします。

けれども、高岡先生との会話がきっかけで、

本当に感覚的に国語の問題を解いていたのか?

国語が『できる』とはどういうことか?」を振り返るようになりました。

 

国語が飛躍的に分かるようになった分岐点はどこだったのか。

中学までは、感覚的に問題を解いていてもマルがもらえていた気がします。

そして、だんだんと行き詰まっていった時期があったことを思い出しました

大学受験を意識し始めた頃に

ようやく説明文や論説文を「なんとなく」で解いていては

高得点が狙えないことに気づいたんですね。

どこが文章の要点なのかをはっきり掴めていなかった

そこから参考書を購入したり、

予備校にも通って論理的に文章を読んで、

設問に対しても論理的に回答する訓練をしました。

その結果、国語の点数はより伸ばすことが出来、

記述と小論文にも強くなりました

 

この経験を思い出した時、国語にも明確な解き方があって、

それを私なりに伝えることが出来るのではないかと思い、

クラスを開講することになりました。

 

論理国語の授業では、

大学受験現代文の解法を小学生にもわかりやすくアレンジしたテキスト

(出口汪 著『はじめての論理国語』)を使用しています。

小4論理国語のテキスト

小4論理国語のテキスト

 

小学生のうちから、「国語は母国語だからなんとなく解けるでしょー。」ではなくて、

必ず理由付けて考える練習をする

その積み重ねが、国語の学力を伸ばすだけでなく、全ての科目の土台となる

自分の頭で考えたことを論理的に表現出来れば、周りにも分かりやすく伝えることが出来る

そして、それはきっと大人になった時にも理系文系の区別無く役に立つー。

こうした狙いで授業を行っています。

 

このクラスでは、「こんな突拍子もないことを言ったら笑われるかな?」

みんなの前で意見を言うのは緊張する…。」といった心配はご無用です!

理科の実験と同じように、このクラスもそれぞれの実践の場として、

色々な試行錯誤をしてみて欲しいと思っています。

最初から上手に出来る人なんていないですよね。

自転車の練習と同じで、最初は上手く漕ぎ出せなくても、

何度もチャレンジしていくことで少しずつ上達していく経験をして欲しいと考えています。