思考力!瞬発力!プレゼン力!
欲しいですよね!
思考力、瞬発力、プレゼン力。
それが全部身につく、国語担当あや先生のディベート授業のご紹介です。
お題はその場で!スピーディな思考力
①本日のお題発表
お題はその場で発表されます。
今までのお題は「田舎と都会、住むならどっち?」など、
明確な答えがない普遍的なものが多いです。
②くじ引き
そのあと、くじ引きでチーム分けです。
くじ引きなので、
「本当は都会が好きなんだけど田舎のいい所を主張することになっちゃった・・・」
なんてことが起こります。
これがいいんです✨
賛成・反対の両面やいろいろな人の立場になって考えることができるようになるんです!
瞬発力とプレゼン力!
③作戦会議1回目
チームが決まったら作戦会議です。
チームメンバーはだいたい2人、もしくは3人。
少人数だからこそ、一人ひとりが全力で考えて、主体的に話し合いに参加しないと
何も進みません!
仲間の中での話し合いでも瞬発的な思考力を発揮して、
意見をまとめるためにプレゼン力が必要になるんです。
授業時間にもよりますが、10分から15分で主張をまとめます。
発表の順番もこの時に決めることが多いです。
④主張
仲間の意見をまとめて賛成派、反対派それぞれが持ち時間の中で主張をします。
この後、反論タイム、最終弁論タイムとありますが、
絶対に一人1回は役割が回ってきます。
「発表が怖くて学校では意見が言えない・・・」なお子さんも
一度やるとやみつきになります。
ディベート大好きになるんです✨
特に女の子は伸びます!!!
この作戦会議のスピード感と頭フル回転な感じ、
仲間と戦うワクワク感、主張のときの高揚感、
そのすべてが楽しいんだと思います💛
さらに白熱!!反論タイム
⑤作戦会議2回目
相手の主張を聞いて、今度は反論を考えます。
論理的に根拠や理論に基づいて「トップダウン思考」で話す?
実体験や感情を交えて「ボトムアップ思考」で話す?
相手の主張を「そういう面もありますが、」といったんは認める形にする?
内容に加えて、仲間内での相談は戦略も考えます。
これも制限時間は10分から15分です。
刺激的ですね!!
⑥反論
この反論の役をやりたがるのは好戦的な男の子が多い印象です🌟
感情もノリノリでプレゼン力を発揮する子、
冷静に反論の主張をしてくる子、
どの子の主張も見ていて大変面白いです✨
私は一番この反論を見ているのが楽しいです!
いよいよクライマックス!最終弁論まで
⑦作戦会議3回目
ここではつい、「反論の反論」を考えたくなるようです。
例えば、都会派チームだとしたら
主張「都会は公共交通機関が発達していて、運転免許を持っていない人にも優しい」
相手チームの反論「公共交通機関は通勤ラッシュの問題がある。人間らしい生活とはいえない。」
という流れだった場合
ここで、都会派チームは「在宅ワークが増えて通勤ラッシュは減ったもん!!!」
と主張したくなります。
が、それでは最終弁論にふさわしくないんです。
最終弁論では、相手の反論の反論ではなく、最終的に「都会に住みたい」と
多くの人を思わせる必要があります。
白熱しすぎると、仲間内では反論の反論の話ばかりで、
内容も定まらないまま最終弁論へ・・・なんてこともありました。
⑧最終弁論
最終弁論者はまだ発表していない人が担当します。
子どもたちの様子を見ていると「ここは場慣れしている経験者がいいよね」と
だいたい仲間内で一番プレゼン力がある人が推薦されることが多いです。
審査員の評価基準は「何を言うか」「どう言うか」の2つです。
決して相手を論破するのが目的ではありません。
審査員という第三者を論理的かつ感情的に説得、魅了することが目的です。
プレゼン力とは説得、魅了すること、と考えると
ちょっとキツいイメージのあるディベートがやわらぎませんか?
冬休み企画のディベート講座は定員いっぱいになってしまいましたが、
隔週水曜日のレギュラークラスでディベートをやっています!
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ぜひ一度参加してみてください☆彡