お絵描きとリアルの統合、今がチャンスです!
チャンスってどういうこと?
お絵描きとリアルの統合に適した時期は7歳から11歳です!
心理学の用語で具体的操作期といいます。
具体的操作期というのはピアジェという心理学者が発見した
7歳から11歳くらいまでの時期の状態です。
具体的なものをもとに思考を組み立てていく時期と言われています。
あと、他者の意見を聞いて、自分の考えとの違いを比較したり
できるようになる時期だと言われています。
うちの教室に通う子たちはまさに!具体的操作期の人たち!!
なので具体物を使って考えるようにしています💡
例えば、水曜日の算数の授業のひとコマです↓
この日は立方体の切断の断面の図形は?の問題を解きました。
手元で考えたい、実際にやってみたい!の声が多かったので
大根で立方体を作って、自分たちで切断してもらいました~
大根がおいしい季節になりましたが、
これを家でやるのは大変ですよね・・・。
私も我が子のためにはできません💦
お絵描きとリアルの統合
小4でやる電気回路。
図で書いたものは「直列回路!」「並列回路!」と答えてくれます。
が、
実際の電池をつないでみて、と声をかけると
「あれ???」となる子、多いです。
そんなとき、講師が教えるよりも
同級生同士で話しているほうが楽しそうですし、知識も定着します。
この横で私は
「他者の意見を聞いて、自分の考えとの違いを比較している!」と
ニヤニヤしながら聞いています😊
この日は、いろいろ試す中で、
「電池も電球も直列つなぎだと明るさが変わることがわかった!」
「じゃあ、電池何個で電球何個だと、どれくらいの明るさなのか知りたい!」
となって調べました。
写真は電池8個、電球11個です💡
まとめ途中ですが、こんな感じで実験をまとめました。
リアルは想定外が起こりますよね☆
「電球がつかなくなった!」
「この電球も!しんだ!」
次々と実験している中で電球がつかなくなっていく!
これ、明るくしようとして、電池3つを直列つなぎで電球1個を光らせようとして、
「ものすごく光った!もう一回!」とやろうとして発覚したようです。
雑な板書で恐縮ですが、これ、フィラメントが焼き切れちゃったんです。
手あたり次第試していたら、使える電球と使えなくなった電球が混じってしまいました💦
そこで、虫眼鏡でフィラメントを拡大して分類しました。
こういう、リアルならではの出会いというか、学び方、
とても印象深いですし「生ものを扱っている✨」と思って
私は大好きです💛